みんなの憧れアルミ削りだしケースをつくる #5(終)

前回加工まで終えました.

今回はお披露目ですね.

最終回になります.

さて,

唐突ですが,完成したものがこちらです.






総評としては,まぁ満足のいくものができたと思います.見た目重視の設計でしたが,期待通りの出来栄えです.

側面をサンドブラストした梨地の表面と,面取りの光沢感のコントラストがとってもいい感じになってくれました.

裏面とPCBで見えなくなってしまうポケット部分のギラギラ感も,思っていた以上の仕上がりでした.

残念ポイント

細かなところに目を向けると,2枚目,4枚目の写真で一部確認できますが,上部の面取り加工時に材料がびびり振動してしまったため,面が荒れています.

先に背面のポケットを加工したので,細長く残った部分の固定ができなかったのが原因です.こういった振動などはシュミレーションでは発見できないので,気が付けなかったのは経験不足ということですね...

加えて,問題の背面のポケットですが,上部の細長い部分のせいで音叉みたいな効果を発揮しています(キーボードケースとしては致命傷).該当部を指で叩くと心地よい金属音を響かせてくれます.悲しい...

びびってしまった加工面は仕方ないですが,音が響く問題は背面のプレートを締りばめで取り付けて事なきを得ました.

よかったよかった...

で,

組み立ててみました.






キースイッチはGateronの赤軸で,キーキャップはシンプルな白色です.このキーキャップの無機的で冷たい印象がケースとよく合っていると思っています.

個人的にこだわった(実は必要に迫られただけ)背面は,透明なアクリル板からPCBとポケットのカッターマークが見えるというエモい仕様です.

普段は背面なので見えないのが重要です.見てはいけないものを見ているような感じで...

あと,直交配列いいですね.この感じで60%とか作ってみたくなってしまいました.

肝心な打鍵感ですが,恐ろしい程よくなりました.

3Dプリンタ製のケースと打ち比べてみると,その差が顕著に表れています.スイッチを打ち込んだ底での重厚感や安定感が段違いですね.

作ってよかった!!

まとめ

これでアルミ削りだしケースを作るシリーズは終了です.

実を言うとこれを作ったのは2021年の10月ごろだったんですが,組立てたのが11月だったりして,ブログにまとめるのは2022年になってしまいました.

これもすべて大学のレポートが多いのが悪いんです.はい...


改めて振り返ってみると,初めてにしては意外と満足のいくものができたという感想です.加工中に失敗してもダメージ(金銭的にも精神的にも)の少ないように小さいマクロパッド用にしてたりするので,予想外です.もちろん,失敗しないようにたくさん準備はしていましたが.


アルミ削りだしケースって,世間ではどうしてもアルマイトでマット&カラフルな仕上が多くなってしまっている印象です.

アルマイトもとってもきれいですけど,アルミそのものの金属色もとっても美しいと以前から思ってました.加えて,加工時に残ってしまうカッターマークが個人的にはたまらなく好きだったので,サンドブラストとカッターマークを活かしたデザインにしてみました.

加工の都合もありますが,形状も角ばった武骨かつシンプルな形状を意識しているのも,金属の重厚感を表現したかったからです.

自分の好きなものを作れるのが”自作”の魅力だと思うので,その恩恵を存分に活かせたのではないでしょうか.


今回作ったケースは練習という側面が強かったので,次こそ本番として60%用のケースに挑みたいと思います.

実は60%用のアルミ削りだしケースを作るために60%のPCBを作りました.支離滅裂な発言ですが,私はやっぱりソフトよりもハードを作りたいのです!

ということで,次回は60%編になります.まだ計画段階なのでいつになるのでしょうか.わかりませんが気長に期待せずお待ちください.

ではではー

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